お通夜について

 

「お通夜」と言う言葉が有りますが、実際にどういう事か理解しているでしょうか。お通夜と言うのは、故人またはその遺族の方達と生前に親交が有った人達が、そのご遺体と共に一晩過ごす事を指しています。これによって、故人の霊を慰めてあげる事ができ、邪霊が入り込むのを防いでくれる働きがあります。こう言った意味合いから、一晩中ロウソクを灯す等灯りをつけ続け、お香も絶やさない様にすると言う儀式が行われています。

 

少し前までは上記で説明した様に、一晩中行われるのが常とされていましたが、現在ではその地域性にもよりますが、半日(1~3時間ほど)で終わる「半通夜」と言う形式で行われている所が増えてきているそうです。

 

また、親族と離れて住んでいる関係上、近くに住んでいる家族だけで故人を供養する「仮通夜」を行う所も増えてきていて、本通夜を葬儀と告別式の前日に行うと言う事も増えてきているそうです。

 

お通夜に弔問する場合には、まだご遺体がある場合が多いですので悲しみも深いと思います。ですからご遺族の方に心からのお悔やみの言葉をかける様にする事が大切になります。

 

お通夜は葬儀と違って受付をする方がいないのが一般的です。ですからお香典を祭壇に直接置く様にするのですが、表書きを自分が正面になるように置く様にしましょう。ちなみに、受付をする方がいる場合には、お香典は受付の方が正面になる様に手渡しする様にしましょう。

 

お通夜にいく事が出来ない場合には、弔電を打つと良いでしょう。